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継続企業の前提とは

継続企業の前提とは

継続企業の前提

通常、企業というのは永遠に続くとの前提があります。ですが、業績が悪くなってその前提が危うくなってくると、決算

「継続企業の前提に関する疑義」

というものが出されます。
これは、債務超過債務の返済が困難になったり、不祥事や事故が起こって巨額の損害賠償の負担の可能性が出てきて、企業が自ら倒産する可能性があると認めている状態の時に出されるもので、経営者と監査法人とが検討して注意を促しているものです。よって、倒産リスクが高まることから、そういった銘柄投資対象からはずすのが賢明です。






継続企業に関する2パターン

継続企業に関するものは2パターンあります。

@「継続企業に関する重要事象等」

継続企業に関する重要事象等とは、決算短信のリスク情報に記載されているもので、これは企業が頑張ればリスクが回避できる可能性が残っている状態にある時に出されます。


A「継続企業の前提に関する注記」

継続企業の前提に関する注記とは、決算短信の後ろの方に記載されることのあるもので、これは努力しても経営リスクは回避できないであろう状態の時に出されるものです。この状態になると相当危ない状態です。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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