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ディスクロージャーとは

ディスクロージャーとは

ディスクロージャーとは

ディスクロージャー（英語：disclosure）とは、企業が投資家や債権者などのステークホルダー（利害関係者）に対して、財務内容や経営実績、事業内容などの情報を公開することです（企業内容開示）。または、それを義務付ける制度のことをいいます。ディスクロージャーの制度は、証券取引法で規定されるものと商法で規定されるものがあります。

わかりやすく簡単にいうと、企業が経営内容などを情報開示することです。





ディスクロージャーの目的

ディスクロージャーの主な目的は、投資家を保護することで、これによって一般株主や債権者の利益が守られます。企業は正確に、また投資家にとって質の高いディスクロージャーを行うことによって投資家の信頼を得ることができ、投資対象として魅力を高めることにつながります。


ディスクロージャーの欠点・デメリット

ディスクロージャーは、企業にとっては情報の管理や人件費の増加、情報を開示することによって競合他社との不利益が生じてしまうなどの欠点・デメリットがあります。


制度上のディスクロージャーと任意のディスクロージャーの違い

ディスクロージャーには、「制度上のディスクロージャー」と「企業任意のディスクロージャー」があり、それぞれ違いがあります。


制度上のディスクロージャーとは

制度上のディスクロージャーは、法律や規則によって内容や時期が強制されているものを指します。毎年の有価証券報告書の開示であったり、決算短信の発表、ステークホルダーに影響が多いイベントが起こった場合の適時開示情報がこれにあたります。

企業任意のディスクロージャーとは

企業任意のディスクロージャーは、一般的にはIRのことを指します。決算発表説明会やアナリスト説明会、月次データの開示、ホームページ上での説明などがこれにあたります。





ディスクロージャーと株価

ディスクロージャーは、投資の判断に影響する可能性がある情報が開示されますので、その内容によっては株価は大きな影響を受けます。また、時価総額の大きな大型株のディスクロージャーは、その内容によっては市場参加者（投資家）のマインドを変える力を持つことがあり、その株式の株価だけでなく、市場全体の相場にも大きな影響を与えることがありますので注意が必要です。


：姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ

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