外国人投資家(米国の投資家)は、夏休み前に優良企業の株を買いだめするために、7-9月の時期は株価が上がりやすいというアノマリーがあります。これを「サマーラリー(英語:summer rally)」と言います。サマーラリーは例年、比較的起こりやすい現象として投資家の間ではよく知られているアノマリーです。
米国では、7月のインデペンデンスデーから9月のレイバーデーまでは夏休み時期となります。米国では昔、この時期になると優良株を買い占めておいて、夏休みにはバカンスへ行って、バカンスから帰ってくれば株価が上がっている、ということがよくありました。現在もなお米国ではこの名残りが残っていることが多いので、サマーラリーは比較的起こりやすい傾向となるのです。ちなみに「サマーラリー」という言葉はNYでよく使われる言葉です。
さて、そんな「サマーラリー」ですが、サマーラリーは米国株に適用されるアノマリーとして有名なのであって、日本株には関係のないアノマリーなので注意しましょう。日本では、この時期「夏枯れ」と言って、米国株とは逆に、株価が下がりやすい時期となります。
根拠はないが、比較的当たりやすいとされる経験則のこと。
その他、月別の相場の特徴は、姉妹サイト「投資戦略」の以下のページで詳しく解説しています。
その他、相場格言・アノマリーは、姉妹サイト「株式投資大百科」の「アノマリー」のページで、五十音順で紹介・解説していますので参考にしてください。
:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ |
損益計算書
貸借対照表
キャッシュフロー計算書とは
その他
トレンド分析
チャートのパターン
テクニカル指標
トレンド系
オシレータ系
トレンド系+オシレータ系
もっと詳しく
決算