農業株は、農機、農薬、種苗、農場運営、商社が関係する業種です。通常、農業関連の株は投資家の注目を集めにくい傾向がありますが、昨今はTPP(環太平洋経済連携協定)の影響や成長戦略銘柄としても組み入れられているため、折に触れて注目されています。日本では注目を集めにくい業種ではあるのですが、世界の農業関連株は非常に活況で、世界の農業は巨大であるため、世界の農業関連株に対する投資家の注目度は高いです。
日本でも農業は農産物や食品の輸出を倍増させる成長戦略、6次産業(生産者が加工から販売まで行う)、食糧自給率を上昇させ、農家の所得を10年間で倍増させる農地集約の促進などの成長戦略が打たれているため、今後が注目される業種です。また、農業はIT化も加速しており、農業のクラウドサービスも注目できます。
ただ、農業株で注意しておきたいのは、農業は人口に影響されやすいということです。日本の人口は、今後、減少傾向を辿るとされていますので注意が必要です。世界的に見ると、世界の景気が上昇傾向になると世界の人口は増加する傾向があり、人口が増加すると食糧不足が問題視されますので、日本の企業で世界で活躍できる企業は、今後も成長できる可能性はあるのではないかと思います。
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