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ゴム株
ゴム株の特徴と見方
自動車が売れていれば、自動車にタイヤを供給するゴム株の売上も上がります。ゴム株は外国人比率の高い銘柄が多いですので、外国人投資家の動向に左右されやすく、為替の影響を大きく受ける業界なので、円安や円高になれば株価は大きく動きやすい傾向にあります。
また、ゴム株はゴムの原材料価格の動向に業績
が左右されやすく、ゴムの原材料価格が安くなれば、ゴムの調達コストが下がりますので、ゴム株にとってはメリットとなりやすいです。また、同様のことから、原油安でメリットを受けやすい面もあります。原油安になれば、さらに車を利用する人が増えることから、タイヤの売れ行きがよくなるという面があります。
たとえば、車社会のアメリカなどは、原油安になれば車を利用する人が増えることから、特にアメリカへの輸出が盛んなゴム株にとってはメリットとなりますし、
アメリカの海外売上比率の高い日本の自動車会社にタイヤを供給しているゴム株にとってもメリットとなりますので、注視しておく必要があります。
ゴム株はタイヤだけを作っているわけではなく、マンションやビルなど建設関係に「免震ゴム」を供給していることもありますので、その動向にも注視しておく必要があります。
ゴム価格について
天然ゴムやRSS・TSRの解説は、以下の解説ページを参照してください。
天然ゴム価格（RSS3）の推移（チャート含む）
天然ゴム価格の国際的な指標となっている東京商品取引所（TOCOM）のRSS3の推移は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで確認することができます。
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