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為替差益とは

為替差益とは

為替差益とは

為替差益(読み方:かわせさえき|英語:foreign exchange gain)とは、外貨建ての売上債権や預金などの資産を保有している場合、為替相場の変動によって自国通貨建てで生じる利益のことです。







例えば、企業がドル建てで資産を取得したり、取引をした場合、それを行った時に比べてドル/円の為替レート円安になれば、外貨建ての資産や取引の評価額が増えて利益を得ることができます。これを「為替差益」と言います。逆に、円高になれば、外貨建ての資産や取引の評価額が減りますので、この場合は損失が生じます。これを「為替差損」と言います。

例えば、ドル/円の為替レートが100円の時、企業がドル建てで1億ドルの資産を取得した場合、その時点では100億の評価額となりますが、その後、円安が進み、ドル/円の為替レートが120円となれば、その評価額は120億円となります。この場合に生じる差額の20億円が為替差益となります。


為替差益の計上

外貨建ての売上債権や預金などの資産は、決算期末の為替レートで時価評価され、営業外収益に計上することになります。為替差益が生じれば、企業の経常利益純利益を増やす要因となります。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ










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