ダウ理論とはダウ理論(Dow Theory)とは、テクニカル分析の元祖とも言える理論で、チャールズ・ダウ(米国のジャーナリスト・証券アナリスト)が提唱したテクニカル分析の理論です。 |
ダウ理論で有名なものの一つに「トレンドの転換は明確なシグナルが出るまでは継続する」というものがあります。
これは上昇トレンドと下落トレンドを定義したもので、
上昇トレンドとは高値と安値が、前の高値と安値より高い。高値と安値が切り上がり続ければ上昇トレンド。 下落トレンドとは高値と安値が、前の高値と安値より低い。高値と安値が切り下がり続ければ下落トレンド。 |
と定義しています。
上昇トレンドから下落トレンドへの転換を図示すると下図のようになります。
上昇トレンドから下落トレンドの転換は、直近安値を割った時点となります。図では、青矢印の時点で直近高値が切 り下がり、赤矢印の時点で直近安値(点線)を割っていますので、ダウ理論では、この時点で上昇トレンドから下落トレンドに転換したと判断します。下落トレン ドから上昇トレンドへの転換は、これと逆のパターンとなります。
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ダウ理論の基本やトレンドの種類や見方、強気市場や弱気市場の局面ごとの解説、横ばい(ライン)の見方やトレンドの反転などのさらに詳しい解説は、姉妹サイト「株式投資大百科」の「ダウ理論とは」のページを参照してください。
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