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半値戻しと半値押し

半値戻し



半値戻し(はんねもどし)とは、下落した相場が一時的に反転する際、その下落した分(下落幅)の1/2まで株価が 戻ることです。1/2まで株価が戻れば、その後、また下落相場が続きやすいとされています。この一時的な反転は、売り方による買戻しの上昇であったり、その買戻しがくるのを狙った投資家の買いによる反転ですので、本物の反発とはなりにくい傾向があります。ゆえに、下落した分の1/2以上に株価は上がりにくいとされ、そこで買い圧力は弱まり、また下落相場が続きやすいのです。半値戻しは、相場が下落した際によく意識される上値メドとなります。






(参考1)
日経平均株価が下落、または急落して日経VIが上昇した場合、日経平均株価が半値まで戻すと、投資家の安心感から日経VIは一気に下がりやすくなる傾向があります。

(参考2)
「半値戻しは全値戻し」については「半値戻しは全値戻し(2つの意味)」のページを参照してください。


動画で解説ーYouTube−








半値押し



半値押し(はんねおし)とは、半値戻しの逆で、上昇した相場が一時的に反転する際、その上昇分(上昇幅)の1/2まで株価が戻ることです。1/2まで株価が下がれば、その後、上昇相場が続きやすいとされています。この一時的な反転は、買い方の利益確定で あったり、その買い方の利益確定がくるのを狙った投資家の売り圧力による反転ですので、本物の反転とはなりにくい特徴があります。ゆえに、上昇した分の 1/2以上に株価は下がりにくいとされ、そこで買い方の利益確定や、買い方の利益確定を狙った売りは弱まり、その後、上昇相場となりやすいです。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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