本文へスキップ

株初心者のための株式投資と相場分析方法は○○○○○○○○を専門とする○○○○○○○○会社です。

回転日数とは

回転日数とは

回転日数とは

回転日数(読み方:かいてんにっすう)とは、信用取引で反対売買するまでの日数を示した指標です。信用取引で新たに信用買い信用売りをした投資家が、平均何日でそのポジションを解消したかの日数を示しています。

それで何がわかるのかというと、回転日数の増減を見ることで、その銘柄が今売買が活発な状態にあるのかないのかがわかります。






回転日数の計算式

回転日数の計算式は以下の通りです。

回転日数=
(融資残高+貸株残高)×2÷信用取引売買高

※融資:資金を貸し付けること
貸株


ただし、これらは特段覚える必要はありません。証券会社のHPやトレードツールで個別銘柄の回転日数は表示されますので、そちらで確認するのが一番早いです。むしろ、回転日数は、その見方を知っておくことが重要です。


回転日数の見方と使い方・その目安

回転日数は、その日数が短くなるほどその銘柄の取引が活発であることを示します。


  • 回転日数が10日前後になると注目を集めている状態で売買は活発。
  • 回転日数が5日を切ると過度となり、目先の天井は近い。

これらはあくまで一般的な見方ですが、基本的には回転日数が10日前後になって、徐々に日数が減ってくる時にトレンドが出ていることが多く、その状態の時に乗って回転日数が5日前後で天井が近くなってきたと予想される時に降りる、といった方法が一般的です。ただ、5日まで待っていては急落がくることもありますので、個別銘柄ごとに傾向を掴むことが大切です。






個別銘柄ごとに回転日数と株価動向の傾向は違う

上記は、回転日数の一般的な見方と目安となる日数ですが、個別銘柄ごとにパターンが異なりますので、チェックしたい銘柄ごとに過去の時系列でチェックするようにします。過去の回転日数と株価動向を比較して、回転日数が短くなった時と長くなった時で株価はどのように動いたのかをチェックして売買の判断材料にする使い方をします。つまり、Aという銘柄の回転日数と株価動向の傾向が掴めたとしても、Bという銘柄ではその傾向は当てはまらないので、個別銘柄ごとにチェックする必要があるのです。


回転日数と出来高の違い

出来高(売買高)は、市場で売買が成立した枚数を示す指標です。人気の高い銘柄は買いも売りも多いため出来高が膨らみます。ゆえに、出来高はその銘柄の人気を示すバロメーターとなります。一方、回転日数は、その銘柄の「人気の過熱感」を見る指標です。回転日数が長いか短いかで過熱感を見ます。出来高でその銘柄の人気を見ながら回転日数で過熱感を見る、といった使い方をします。


回転日数の注意点

回転日数は、制度信用取引の資金の回転日数を示した指標です。一般信用取引の資金の回転日数を示したものではありませんので注意が必要です。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





信用取引の解説


関連記事


ETFを活用しよう







貸借値段へ進む

日証残と信用情報の見方へ戻る