株価には、実勢株価と理論株価があります。
実勢株価とは実勢株価(じっせいかぶか)とは、投資家の売買によって決まる株価のことです。日々、目にする株価は、この実勢株価です。 理論株価とは理論株価(りろんかぶか)とは、企業のこれからの収益性を加味した株価のことです。企業のこれからの収益性を予測した株価と言えます。 |
実勢株価は、企業のこれからの収益性を反映していないこともあるので、実勢株価と理論株価が異なることもあります。その場合、いずれ実勢株価は理論株価に近づくだろうと投資家は信じていることが多く、理論株価から実勢株価が大きく下げている場合は割安、理論株価から実勢株価が大きく上げている場合は割高と判断されやすいです。
では、理論株価はどのようにもとめるのか・・・
これにはたくさんの算出方法があり、アナリストや学者の方々が予想していますが、理論株価と実勢株価は乖離していることが多いです。金融がグローバル化した現在、単一の理論株価の算出方法で理論株価の適正水準を完璧にもとめるのは難しいです。実際の株価も適正水準を求めて探り探りな動きをすることが多いで
す。
適正水準は「均衡点」と呼ばれることも多く、株価が1000円から1200円の間で動いているような銘柄があったとしたら、「均衡点は1100円ぐらいかな?だったら1000円ぐらいまで下がったら割安だから買おう」という投資家が増えたりするのです。
実際の取引では、各理論株価を参考に実勢株価を見て割安で買いが増える気配があった時に買い向かう取引が一般的です。
当サイトでは、様々な株価指標を使って、理論株価より実勢株価が割安か割高かを分析する方法を紹介していますので参考にしてください。
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