株を売買する際の注文方法には、大きく分けて「成行注文」と「指値注文」の2種類があります。
時に、株は突発的な好材料や悪材料が出て、買い注文や売り注文が殺到する場合があります。
例えば、自分が保有している株に悪材料が出て、売り注文が殺到した場合、損失覚悟で「いくらでもいいから早く売りたい」と成行注文で売りの注文を出しても、
その日に売れないことがあります。成行注文で売り注文を出しても、その価格で買いたい人がいなければ売れないのです。売りの注文の数に対して買いの注文の数が少ないとそうなります。売り注文の数に対して買い注文の数が少ない場合、株価が下がり続けて「ストップ安」 になることがあります。ストップ安になって、その日に売り切ることが出来なかった株は、翌日に持ち越しとなります。成行注文も指値注文も「注文は当日のみ有効」となっている場合が多いので、当日出していた売りの注文は、後場終了後、失効(取り消し)となります。翌日もその売り注文が生きていないことが多いので注意しましょう。
証券会社によっては、指値注文や成行注文以外に、特殊な注文方法が行える証券会社もあります。株を売買する際に「注文」は必ず必要ですので、ご自身が口座開設している証券会社の注文方法は、よく理解しておくことが大切です。
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