建機株は、原油安が進む局面では、産油国での油田鉱山投資が減るため売られやすくなります。逆に、原油高が進む局面では、産油国の油田鉱山投資が増えるため買われやすくなります。
また、建機株は原油以外の資源価格にも左右されやすい面があります。考え方は原油の場合と同様で、資源安になる局面では、資源国は資源を抑制してきますので建機への投資を減らしやすくなります。よって、建機株は売られやすくなります。逆に、資源高になる局面では、資源国は資源を売りたいと思うので資源を増やすために建機の投資を増やそうとします。よって、その場合は建機株の業績期待がうまれ、建機株は買われやすくなります。
建機株は、個別の銘柄によって違いますが、鉱山機械での採算が大きい場合が多いので、鉱物の資源価格の動向によって株価が左右されることが多いです。鉱物資源価格の低迷は建機株には逆風となりますので、注意が必要です。逆に、鉱物資源価格の上昇は建機株にとっては追い風となりますのでチェックしておきましょ
う。
また、建機株は中国や中近東、ロシアなどの資源メジャーの経済が減速傾向であれば売られやすくなる面がありますし、逆に、資源メジャー国の経済が成長傾向になれば買われやすくなるので、併せてチェックしておきましょう。
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