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レジスタンスラインとサポートライン

レジスタンスラインとサポートライン

チャート分析の基本はトレンドを分析することです。相場のこれまでの推移をもとに、これから株価はどの方向を目指していくのかを予測するのが「トレンド分析」です。

トレンドの分析は、移動平均線もその役割を果たしますが、ここではチャート上に「トレンドライン」を引いて相場の方向性を分析する方法を紹介します。移動平均線とトレンドラインを併用すれば、トレンドを予測する精度は高まりますし、移動平均線同様、トレンドラインは意識されやすいのでしっかりおさえておきましょう。






トレンドラインの引き方

トレンドラインは、チャート上に線を引いて相場の方向性や相場の流れを把握するための線です。トレンドラインはチャート上に自分で書きます。一般的にトレンドラインは、株価の高値と高値、安値と安値を直線で結んで描きます。



トレンドラインは投資家に意識されやすいので、株価はトレンドラインに沿った動きをしやすいのが特徴です。高値と高値を結んだ線を「レジスタンスライン(上値抵抗線)」といい、株価がレジスタンスラインに達すれば売り場となりやすいです。逆に、安値と安値を結んだ線を「サポートライン(下値抵抗線)」といい、株価がサポートラインまで下がればそこが買い場となりやすいです。

ただし、ひとたびトレンドラインを株価が上抜けor下抜けた場合は、新しい相場が始まったと判断し、それまでの相場が崩れたことを意味します。もし、株価がサポートラインを割込めば、サポートラインの支持線を失った株価は一気に下がることもあるので注意が必要です。


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