エンベロープとはエンベロープとは、トレンド系指標で、移動平均線を一定の割合で上下に乖離させ、バンド幅として表示したものです。株価が移動平均線からどれだけ乖離しているかを基準にして売買を判断する時に使います。 |
というように、トレンドの反転ポイントの目安として用いられます。
要するに、株価がエンベロープの上限に達すれば下落の可能性が高くなるので「売り」ポイント、株価がエンベロープの下限に達すれば上昇の可能性が高くなるので「買い」ポイント、というようにして使います。
一般的には、日足チャートの場合、株は5%乖離や10%乖離が用いられることが多く、為替の場合は、25日移動平均線に対して±2%から±3%乖離で設定されることが多い傾向がありますが、その銘柄に応じて、上限・下限になりやすい水準を確認して設定するようにします。
エンベロープは、順張りでも逆張りで も使われます。株価がもみ合っている時は逆張りで、株価にトレンドが出ている時は順張りで使われやすいです。株価がもみ合っている時はエンベロープの上下限が反転ポイントとなりますが、株価にトレンドが出ている時は、上限or下限に添うように株価が動きやすい傾向があります。ただし、順張りの場合は、ボリンジャーバンドでトレンドの傾向を見ながら売買判断する方がいいです。ボリンジャーバンドでトレンドを見る方法は、姉妹サイト「投資戦略」のcharTradeの以下のページで詳しく解説していますので、参考にしてください。
:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ |
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姉妹サイト「投資戦略」の「charTrade(トレード手法)」のページに、「1から学ぶテクニカル指標」を追加しました。
「1から学ぶテクニカル指標」とは、価格の動きに合わせて買いシグナルや売りシグナルを出してくれるテクニカル指標を、1から順に学んでいける解説記事です(動画解説もあります)。
数多くあるテクニカル指標ですが、どんな場面でどう使えばいいのか、いいシグナルってどんなのがあるのか、設定(パラメーター)はどうすればいいのか、テクニカル指標は組み合わせて使えって言うけど、何を組み合わせればいいのか等を、1から順に学べます。相場の話も交えながら解説していきますので、初心者の方はもちろん、中・上級者の方も参考にしていただければと思います。
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