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ボロ株CONCEPT

ボロ株

ボロ株とは

ボロ株とは、長期的に赤字体質の企業で、株価が100円未満で低位に放置されている株のことを言います。







ボロ株の特徴

ボロ株は時に仕手筋によって仕手化されやすく、株価が急騰することがあります。ボロ株はそもそも株価が安く手掛けやすいですし、長期的に赤字体質の企業はそれを嫌う投資家も多く、一般的に注目されにくいですし、そもそも長期的に赤字体質の企業は、いつ倒産して上場廃止になってもおかしくないので、ボロ株は投資家から敬遠されます。


ボロ株のこういった特徴を利用して、仕手筋は気づかれないように安値で多くの株を仕込んでおいて、仕込み終わった所でタイミングよく一気に買い上げて株価を急騰させます。株価が急騰すれば投資家の注目が集まって、急騰しているのだから買いたい!と思う投資家が次々にその株を買ってきます。そうやって飛び乗ってきた投資家が株価を持ち上げた所で、仕手筋は事前に安値で仕込んでおいた株を一気に売り浴びせて株価を急落させて売り逃げていきます。

高値で買って売り逃げられなかった投資家は、それで含み損を抱えてしまうことになります。そもそも赤字体質の企業ですので、そのまま上場廃止になって倒産してしまうかもしれず、高値で掴んでしまった投資家は踏んだり蹴ったりの結果になってしまうかもしれないのです。ですから、ボロ株への投資やボロ株の急騰についていくのは、非常に危険な投資となるので手控えた方が賢明です。

また、そうやって仕手筋がボロ株を急騰させてくるだろうと見込んで、急騰がくる前にボロ株を事前に仕込んでおこうとする投資家がいますが、これも危険な行為です。そもそも長期的に赤字体質の企業であることを忘れてはいけません。比較的早く倒産する危険性がありますし、そもそも仕手筋がその株を急騰させてくることがなかったら?仕手筋も、株価操作をしていると目をつけられたら投資できなくなりますから、ボロ株を仕手化するのもリスクがあるのです。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ










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