繰延税金資産とは繰延税金資産(読み方:くりのべぜいきんしさん|英語:deferred tax assets)とは、税金を前払いした時や欠損金を繰り越す時に生じるもので、将来に税金を払わないでいい権利を資産として計上しているもののことです。 |
例えば、ある企業が300億円の赤字を出して、それを計上すれば、翌年300億円黒字になったとしても、その分の税金は払わなくていいことになります。前年の300億円の赤字と翌年の300億円の黒字で損益通算できるのです。通常なら300億円の黒字が出たので
あれば、120億円程度は法人税で支払わなければならないのですが、前年が300億円の赤字だったので、その分の税金は支払わなくていいことになるのです。
要するに、ある企業は赤字として300億円を計上していたため、120億円分の税金を払わないでいい権利を資産として取得していたということになります。これが繰延税金資産です。
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