製薬株は自己資本比率が高く、現金・同等物を多く持っていて財務内容がよく、高配当な銘柄が多いので、配当を狙う投資家に物色されやすい株です。
配当が魅力の銘柄は、配当をもらえる権利が確定する権利取り日(各社の決算月によって違う)にその株を保有していればその銘柄の配当が得られることから、それを狙った投資家の買いが権利取り日の前から入りやすくなりますし、そういった買いが入って株価が上がるだろうと予測している投資家がさらにそこで買ってきますので、その時期には株価が上がりやすくなる傾向があります。
製薬株は海外売上高比率が高く、外需の分類にあたります。景気に左右されにくい面があり、市場全体が軟調な時でも株価は堅調に推移することがあります。ただし、その企業の薬品による薬害などのニュースが出れば、株価は下落する要因となります。
製薬は研究費がかかる業種ですので、その研究によって収益にどれだけの成果でるかで経営状況が変わります。また、株価はそれを織り込みながら推移していくこともおさえておかなくてはなりません。製薬株の動向を見る際は、次の大型新薬のラインナップが揃っているかどうかが重要な着眼点となります。
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