機械株は、内閣府が発表する機械受注統計の数字に左右されやすい面がある株で、その機械受注統計を先読みする形で株価が動きやすいです。
機械受注統計の結果が良ければ、日本企業の設備投資が増えていることを示しますので、機械株にとってはプラス要因となります。また、機械株は中国での売上高比率が高い銘柄が多いので、中国景気の影響を受けやすい面があり、上海総合指数(SSEC)と株価が連動して動くことも珍しくない株です。ただし、昨今は中国での売上高比率を下げる企業も増えてきたので、徐々に連動性は薄れてくるかと思います。
日本の機械株は、中国だけでなく、アメリカなど海外に輸出している企業も多いので、為替の動向にも注視しておく必要があり、為替が円安に振れる局面ではメリットとなる銘柄が多いです。逆に、円高に振れる局面ではデメリットとなります。
また、機械株の各企業は、それぞれの製品で業界トップのシェアを持つ企業が多いのが特長ですので、機械株だからと言って一概に捉えるのではなく、機械株に投資する際は、株価の動向は個別に判断する必要があります。
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