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市場のプレイヤーを把握しよう

市場のプレイヤーを把握しよう

相場を分析するには、市場(マーケット)のプレイヤーを把握しておく必要があります。今、日本の市場を動かしているのは誰なのか。相場のリード役は誰なのか。

相場のリード役が誰なのかによって動く株が変わってくるので、投資をする際は市場のプレイヤーを把握しておく必要があります。


例えば、今、相場をリードしているのが外国人投資家だとします。投資部門別売買状況を見ても、外国人投資家の買いが大量に入っているので、相場のリード役の分析は妥当かなと推測します。相場のリード役が把握できたら、次は外国人投資家が買いたい銘柄はどれかを推測します。外国人投資家は、外国人保有比率の高い銘柄をさらに物色してくる可能性もありますし、外国人保有比率のまだ低い銘柄で投資妙味のある銘柄を新たに物色してくるかもしれません。もしかしたら、日本の個別銘柄を熟知していない可能性があるので、ETF日経平均先物日経平均株価の指数を買ってくるかもしれない・・・。そもそも外国人投資家は、日本の新興市場にはほぼ入ってこないので、これからは新興市場は投資から外してもよさそうだな。

といった具合に、相場のリード役を把握しておき、今市場をリードしている投資家は誰で、その投資家は相場をどう動かしたいのか、どこに資金を向かわたいのかが予測できれば投資の効率が上がってきます。株価が上昇する(下落する)には、その市場や銘柄に資金が集まる(逃げる)必要があります。ゆえに、市場の各プレイヤーの特性を知って、そのプレイヤーがどこに資金を向かわせやすいのかを把握しておけば、相場を分析する際に役立ってきますので、次ページからの解説を読んで、それをしっかりおさえておきましょう。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ





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