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相場急落時の対応

相場急落時は追証に注意!

相場が急落する(大陰線をつける)と、翌日は寄付きが天井となりやすい傾向があります。それは、追証が発生して売りが増えるためです。追証とは、信用取引において計算上損失が出た場合に追加の担保が請求されることで、翌日の寄付きに追証の売りが出やすくなります。さらに、後場にも追証が出て相場はさらに下落しやすくなります。そして、翌々日の昼にもさらに追証が出て相場が下がりやすくなりますので、急落してからは不用意に買い向かうのは危険です。下げ止まりを確認してから買い向かう方が安全です。ただし、追証が最も増える所が短期的な相場の底となりやすいので注視しておく必要があります。






急落時の相場

相場が急落すると、相場は下値を模索し始めます。どこまで下がるのか、どこで反発するのかを相場は確認しにいきます。もし、下値が確認できて「これ以上は下がらない」というポイントが確認できれば、そこから反発しやすくなります。
そのポイントの見分け方は「力強い反発があるかどうか」です。力強い反発があるポイントがわかれば、そこが相場の底と判断されやすくなります。逆に、力強い反発が確認できない相場が続けば、相場はさらに下値を模索する展開が続くでしょう。
ただし、「力強い反発があった」からといって、強気で買い向かうのは早計です。通常、相場は急落があればダブルボトムをつけるのが一般的なので、チャートでダブルボトムが出現したのを確認しましょう。買い向かうのはそれからでも遅くはありません。そして、おさえておかなくてはならないのは、巨大陰線が出れば、それを越えるのに相当な力が必要になってくるということです。急落前の価格に相場が戻るには、それ相応の買う理由が必要になってきます。


相場が何%下がったか確認する

相場が急落した時は、日経平均株価などの指数が何%下がってから反発したかを確認しておきましょう。指数の下がり具合によって見方が変わります。日経平均株価が10%程度の下落で済んだのなら、一般的な相場の調整の範囲内です。そこから反発したのであれば、早ければ1ヶ月から数ヶ月程度で相場は元の状態に戻りやすい傾向があります。もし、日経平均株価が20%以上下がったのであれば、相場は本格的な下落に入ったと見れるので、相場は下降トレンド入りしたと見るのが一般的です。






落ちるナイフを掴みにいくな!

相場には「落下しているナイフをつかむな」という格言があります。金融商品の相場はオーバーシュートする(行き過ぎる)特性がありますので、「ここが底だろう」と思って買い向かってみたものの、そこからさらに下がることは多々あります。相場が急落する局面というのは、企業業績などに関係なく需給で動きますので、現金化してリスクを回避したい投げ売りが次々に出てきます。ですので、相場が落ち切るまで手を出してはいけません。落ちるナイフは掴みにいくとケガをするのです。


:姉妹サイト「株式投資大百科」の解説ページ

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