[ 鉄鋼の世界市場 ]
1位 中国
2位 日本
3位 米国
鉄鋼の世界市場の半分は、中国が占めています。よって、鉄鋼株は中国の景気に左右されやすい傾向にあります。中国景気が↑なら鉄鋼株の↑要因。中国景気が↓なら鉄鋼株の↓要因となります。
ただし、日本の鉄鋼株は、国内での業績が好調に推移している場合は、中国景気が減速傾向でも、その分を国内分で吸収することがありますので、一概に中国が景気減速傾向だからと言って鉄鋼株が大きく売り込まれる要因とはならないこともあります(ただし、鉄鋼株は国内が好調だからといって、世界的に景気がよくならなければ業績が良くても割安に放置されることも多いので注意が必要です)。
鉄鋼株は原油価格の動向に左右されやすい面があります。鉄鋼株は原油安がメリットとなりやすく、原油高はデメリットとなりやすいです。さらに、鉄鋼株は資源である鉄鉱石や原料炭などの原料価格の動向に業績が左右される面がありますので注意が必要です(原料価格が下がればコストが下がりますので、鉄鋼株にとってはプラス要因。 原料価格が上がればコストが上がりますのでマイナス要因)。
鉄鋼株の決算を見る場合、注意しておくことがあります。それは、鉄鋼株の決算の進捗率は四半期ごとに均一とならない点です。鉄鋼は年度末に駆け込み受注がある場合がありますので、もし、鉄鋼株の中間決算で進捗が悪い数字が出たとしても、通期で悪いとは限りませんので、鉄鋼株の決算を見る場合は注意が必要です。
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