[月足(日経平均)]
移動平均線
- 黄色:9カ月移動平均線
- 水色:24カ月移動平均線
- 赤色:60カ月移動平均線
チェックポイント!(4月末時点・月足は月初更新)
4月の日経平均の月足は、抱き線が出てボリンジャーバンド+1σで下ヒゲ付ける展開。3月走ったのでヘッジポイントを週足・日足で見て行く所と書いていて、かなりいいポイントでのヘッジになりましたね。問題ない所です。日経は週足・日足で4月までのサポートラインを割ってますので、これを復帰するまでヘッジはかましたままでいいと思います。月足ではボリンジャー+1σを割っておらずトレンドはは継続していますので、それでOKかなと思います。
月足は2018年から形成していたトリプルトップの上限を2020年11月に上抜いた所から上昇トレンドが発生して保ち合いを形成し、これはトレンドの休止の形で通常は上昇トレンド継続の型と書いていてそうなりましたね。テクニカル通りの展開になりました。日経は長期でしっかり取れてますので、引き続き下落はヘッジでしのぎながらしっかり取っていけばいいかなと思います。
[週足(日経平均)]
移動平均線
- 黄色:13週移動平均線
- 水色:26週移動平均線
- 赤色:52週移動平均線
チェックポイント!
(当欄は5月22日時点記載)
日経平均の週足は、3月28日の高値割れと日足のボリンジャーバンド+1σ割れが出た所ででヘッジかけており、そのまま4月までのサポートライン割れもしてトレンド転換している所ですので、様子見の所。このヘッジは、4月までのサポートラインを回復しない間、あるいは、週足のボリンジャーバンド+1σをモメンタムを伴って回復しない間はかけたまま様子見でいいと思います。
週足はボリンジャーバンドがスクイーズしてきていますので保ち合いを作っていくかなと思います。日足ではフラッグ型にも見える所ですね。その保ち合いを上抜けるか下抜けるかで次のトレンドが決まりそうです。日経は下降トレンド続くようなら放ったらかし。引き続き日経は売りはやりませんので。
日経も長期投資上手くいってますので、じっくりトレンド取らせてもらって、引き続きトレンド転換のポイントではヘッジかけてしのいでいく方法でいいと思います。
[先週の日足(日経平均)]
移動平均線
- 黄色:5日移動平均線
- 水色:10日移動平均線
- 赤色:25日移動平均線
- 緑色:75日移動平均線
- 白色:100日移動平均線
- オレンジ色:200日移動平均線
ボリンジャーバンド
- 灰色:ボリンジャーバンド(±1σ・±2σ・±3σ)
- 中心線:20日
中心線は21日や25日にすることもありますが、20日がハマってそうなので、20日を表示させてます。ちなみに、ボリンジャーバンドの開発者のボリンジャー氏は、基本設定は20日を推奨しています。
短期トレンドの転換とは
短期トレンドの転換の解説は、以下のページを参照してください。
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[今後の展開予想と戦略]
チェックポイント!
(当欄は5月22日時点)
日経平均の日足も週足の欄で書いたことと同様です。
NYダウ(日足)
チェックポイント!
(当欄は5月21日時点記載)
NYダウは、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の公式Xの方で書きましたが、4月3日に2月高値割れが出たのでヘッジかけ、4月からの下落の始まりは4月4日の大きめの陰線ですので、これを明確に陽線で抜いてきた所がヘッジ外しのポイントと書いていて、5月10日にそれが出たのでヘッジを外している所です。。
ただ、米国株は割高が気になる所で、高値取りにいくような上昇になったとしてもまたストンと下がるような相場になると思いますので、上昇でついていってもあまり取れないように思います。よって、次に短期トレンドの転換が出た所が買いのヘッジのポイントになります。
イールドスプレッドは0近辺まで来て、金利対比で株は割高ですので、新規買いなどは入れず、保有している買いポジのヘッジポイントだけ見ていく所と思います。一方で、天井形成の型が出れば売り仕掛けもと思います。天井形成の型は全然出てないので、もう少し先になると思いますが。
ナスダック(日足)
チェックポイント!
(当欄は5月21日時点で書いています)
ナスダックは、株式マーケットデータの公式Xで書きましたが、4月2日に23年末からのサポートラインとボリンジャーバンド+1σ割れが出た所で買いポジはヘッジ、そして4月15日にボリンジャーバンド-1σ割れが出たので新規売りし、4月26日のボリンジャーバンド-1σ抜けで売りポジはヘッジ。そして、ナスダックは3月の高値抜けをした所でヘッジかけた売りポジは全決済で利確。と同時に買いポジのヘッジを外し、トレンドに載っている所です。売りポジはほとんど取れなかったですね。申し訳なかったです。一方、ボリンジャーバンドが広がった状態からのトレンドですので、上昇トレンドも大したトレンドにはならないと思います。買いポジの次のヘッジポイントは、短期トレンドの転換が出た所、あるいは、3月高値からそう放れてませんので、3月高値割れが出た所かなと思います。
ドル円
チェックポイント!
(当欄は5月21日時点で書いています)
ドル円は4月末と5月初の為替介入でスパイクハイの形をつけて揉んでいる所です。通常スパイクハイはトレンド転換で以後下落しやすい型ですが、人工ですのでどうかなという所です。ポイントは2つで、スパイクハイですから4月29日高値抜けがあればスパイクハイの否定になり、5月3日の安値割れが出れば下降トレンド、という所です。ちょっと距離ありますが、その間でごちょごちょやっている間はポジション傾けるなとしない方がいいと思います。
さて、重要なドルインデックスですが、
ドルインデックスの推移は「ドルインデックス(ドル指数) 」で確認できます。
ドルインデックスは5月15日にフラッグ型のサポートスライン下抜けた所で買いはヘッジの一方、新規売り、再度フラッグ型のサポートラインを上抜ければ買いポジはヘッジ外しで、新規売りは損切りになります。
じんわり取りにくい相場になってきてますね。また、このフラッグ型はもう1か月以上経っており、上抜けようが下抜けようが信頼度が下がっている型になってきていますのでちょっとやりにくいですね。
ドルは戦略でほぼ全部の波乗りこなせて、これ以上ないぐらい十分取れてきましたが、月足でいうと保ち合いの中心ぐらいの位置でトレンドないですし、とりにくい相場続くようなら一旦全決済で利確して、いい仕掛け所の型が出るまでドルインデックスお休みしてもいいかなと思っています。まぁでももうちょっとやりましょうか。
今週はここまでですが、何か書き忘れたことや相場見て考え方変わった場合は「株式マーケットデータ」のツイッターで書きます。
この「直近のテクニカル分析」の欄は、週一回更新しています。日々の日経平均などの相場に応じたテクニカル分析は、姉妹サイト「投資戦略」のcharTradeに準じています。charTradeはテクニカル分析を土台としており、テクニカル分析の解説は、姉妹サイト「株式投資大百科」の「テクニカル分析」のページで項目ごとに解説していますので、そちらも参考にしていただければと思います。
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テクニカル分析はcharTradeの基礎編も参考に
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