[月足(日経平均)]

移動平均線
- 黄色:9カ月移動平均線
- 水色:24カ月移動平均線
- 赤色:60カ月移動平均線

チェックポイント!(7月末時点・月足は月初更新)
8月の日経平均の月足は、4月のボリンジャーバンド+1σ抜けとフラッグ型のレジスタンスライン抜けからボリンジャーバンド+3σまで上昇して+2σと+3σの間で収まっています。引き続きトレンドに変化はなくADXも低い位置からの上昇でいい展開になっている所です。ボリンジャーバンドはスクイーズしていた所からエクスパンションしましたので、併せていい上昇となりました。ですので、月足の戦略はボリンジャーバンドの+1σ割れが出た所でヘッジの対応でいいと思いますが、まだ+1σが追いついてきていないので、21年12月高値を割る展開になればヘッジの対応でいいと思います。
月足は2018年から形成していたトリプルトップの上限を2020年11月に上抜いた所から上昇トレンドが発生して保ち合いを形成し、これはトレンドの休止の形で通常は上昇トレンド継続の型と書いていてそうなりましたね。テクニカル通りの展開になりました。

[週足(日経平均)]

移動平均線
- 黄色:13週移動平均線
- 水色:26週移動平均線
- 赤色:52週移動平均線
チェックポイント!
(当欄は9月6日時点記載)
日経平均の週足は、フラッグ型を形成しており、今週これを抜けれるかどうかという所です。抜ければ買いポジのヘッジ外しのタイミングになります。抜けなかったらトレンドラインの引き直しになりますので、ヘッジかけたまま様子見になります。日経も長期投資上手くいってますので、じっくりトレンド取らせてもらって、引き続きトレンド転換のポイントではヘッジかけてしのいでいく方法でいいと思います。

[先週の日足(日経平均)]

移動平均線
- 黄色:5日移動平均線
- 水色:10日移動平均線
- 赤色:25日移動平均線
- 緑色:75日移動平均線
- 白色:100日移動平均線
- オレンジ色:200日移動平均線
ボリンジャーバンド
- 灰色:ボリンジャーバンド(±1σ・±2σ・±3σ)
- 中心線:20日
中心線は21日や25日にすることもありますが、20日がハマってそうなので、20日を表示させてます。ちなみに、ボリンジャーバンドの開発者のボリンジャー氏は、基本設定は20日を推奨しています。
短期トレンドの転換とは
短期トレンドの転換の解説は、以下のページを参照してください。
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[今後の展開予想と戦略]
チェックポイント!
(当欄は9月6日時点)
日経平均の日足も週足の欄で書いたことと同様です。
NYダウ(日足)

チェックポイント!
(当欄は9月6日時点記載)
NYダウは7月中旬に22年12月高値を上抜いてから上昇に乗っていましたが、ラウンドトップを形成してネックラインを割って一旦上抜いたものの再度割る展開。このラウンドトップのネックラインは22年12月高値、あるいは7月18日の陽線になります。白線の所です。ここを5日に割ってきましたので、ヘッジかけ直しになった所です。ツイッターでその旨は書いていました。。
ここからは今はまだ揉み合いの最中ですので、揉み合いの上抜けか下抜けが出ない間はヘッジかけたまま様子見でいいと思います。上抜けた場合はヘッジ外し、下抜けた場合はヘッジかけたままでOKです。
さて、おさらいですが、NYダウは9月13日に20%ライン(29562ドル)を上抜けてベアマーケット入りの否定が出てから上昇が続いている所です。
戦略は20%ライン上抜けで売りポジのヘッジかけ直しと新規買い入れてますので問題ない所ですね。ヘッジかかってる売りポジは、20%ラインを下抜けるまでヘッジ外しのポイントはありませんので、こちらは引き続き保留です。
ナスダック(日足)

チェックポイント!
(当欄は9月6日時点で書いています)
ナスダックは姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下の記事で、これまでの推移と戦略をまとめて書きました。当欄でこれまで継続して書いてきたことですが、わかりやすく書いたつもりなのでよかったら見てください。
ナスダックはベアマーケット(下落相場)入り
そして、この記事の続きの戦略や当欄の戦略の補足を、株式マーケットデータの公式ツイッターの方でも書いてるので、よかったらそちらもご覧ください。
ナスダックは姉妹サイト「株式マーケットデータ」のツイッターの方で書きましたが、3月16日に12月13日高値(青線)を再度上抜き、ここは当欄で書いていた買いのタイミングでした。2月からのフラッグ型のレジスタンスライン(白線)も上抜いてダブルで買いのタイミングになりましたね。以前から書いていますが、12月13日高値(青線)は週足と日足のネックラインになってますので、上抜けば買い、下抜けば買いは引っ込めるとしていました。
さて、これまでの流れを上記そのまま継続掲載していますが、5月17日に2月高値水準(黄色ライン)を抜いていました。黄色ラインを抜いてくれば買いポジションはそのままでOKとしていましたし、22年8月高値も抜いてきた所で、ブルマーケット入り(13000ライン)もした所です。
そして、6月23日に10日線割れが出たので、ここは書いてた通り、買いポジのヘッジ対応。ここからはツイッターで書きましたが、7月13日にヘッジ外し。ここは1日ヘッジ外し遅れたんですよね。その後、ボリンジャーバンドの+2σのバンドウォークが出て強い展開でしたが、7月20日にそれが剥がれました。今後下がるなら6月16日高値をヘッジかけ直しのポイントにしようかなという所でしたが、それが出てヘッジかけ直しをしました。このヘッジ外しのタイミングは、6月16日高値を再度明確に陽線で上抜いてきた所としており、それが出たのでヘッジ外している所です。再度割ればヘッジかけ直しです。現在は三尊天井形成にも見える所ですので、ヘッジかけるタイミングがくればしっかりかけていきましょう。
さて、現在はブルマーケット入り(13000ライン)してますので、ブルマーケット中は売りでは入れない所です。ただ、今後下がって再度ベアマーケット入りした場合は売り仕掛けのタイミングになると思います。その頃には買いポジにはヘッジがかかってると思いますので、ベアマーケット入りで新規売りも戦略に入れようと思います。
一方、戦略では22年6月16日安値を保ち合い下限として、このラインを上抜けた所で最高値の売りポジと8月19日に仕掛けた売りポジにヘッジをかけてますが、これはしばらくそのまま放置でいいかなと思います。下がった場合は保ち合い下限を下抜けた所でヘッジ外しで使えますので。
これまでの戦略のポジションはナスダックは最高値近辺での売り仕掛けと、ベアマーケットの否定のだましからの売り仕掛けでで売りはベストな展開、ボトム形成からの買い仕掛けで買いもベストな展開になってますので、ヘッジでしっかり対応しながら大事にいきましょう。
ドル円

チェックポイント!
(当欄は9月6日時点で書いています)
ドル円は3月からのサポートライン割れの否定が出て、書いてた3月からのカップアンドハンドルのネックライン(黄色線)割れは出ずに上昇の展開でそれが継続している所で、チャートは更新していませんが、6月高値も抜いてきてジリ高。
戦略は、買いポジは22年10月21日に短期トレンドの転換が出た所でヘッジかかってますので見ているだけの相場。ドル円はしばらくやることがないです。
さて、重要なドルインデックスですが、

ドルインデックスの推移は「ドルインデックス(ドル指数) 」で確認できます。
ドルインデックスは高値からストンと下がるパターンから崩れて、かつてのナスダックと同様の動きが出て、ずっと当欄で書いてたパターンがきて大きく下落しましたね。戦略は買いポジは10月3日に短期トレンドの転換が出た所でヘッジがかかっており。このヘッジ外しのタイミングは高値抜け時点で変更はなく、そのポジションはヘッジをかけたままで、白色のサポートラインを割った所で新規売り仕掛けてますね。ツイッターの方で逐一書いてました。
ドルインデックスは2月安値割れ(黄色線)が出たのでヘッジ外しになりましたが、再度上抜いてきましたのでヘッジかけ直し、今週は上昇の展開でしたので様子見。安値割れの否定の型となっていますので、上昇の可能性が高い所で上昇してますね。上昇の場合はヘッジかけたまま様子見にしてますので、この上昇取れてませんが、再度2月安値割れが出ればヘッジ外しの対応になります。
今週はここまでですが、何か書き忘れたことや相場見て考え方変わった場合は「株式マーケットデータ」のツイッターで書きます。
この「直近のテクニカル分析」の欄は、週一回更新しています。日々の日経平均などの相場に応じたテクニカル分析は、姉妹サイト「投資戦略」のcharTradeに準じています。charTradeはテクニカル分析を土台としており、テクニカル分析の解説は、姉妹サイト「株式投資大百科」の「テクニカル分析」のページで項目ごとに解説していますので、そちらも参考にしていただければと思います。
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テクニカル分析はcharTradeの基礎編も参考に
建玉法ービラミッディングー
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